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山のヨガリトリートで、探してもいなかった恋に|Elifの告白

ElifElif

電波も届かない山の上、夜明けのマットの上で始まった、望んでいなかったはずの恋。ヨガインストラクターElifが、まだ誰にも話していない一週間を打ち明けます。

朝焼けが、私の小さな秘密を知っている

山の空気は、街のそれとはまるで違った。冷たくて、澄んでいて、吸い込むたびに胸の奥まで正直にさせられる。私はElif、27歳。トルコで小さなヨガのクラスを開いている。本と、木々のざわめきと、まだ誰も起きていない朝の静けさが好き。恋なんて、あの山に登るときには少しも探していなかった。本当に、少しも。

リトリートは一週間。参加者は十数人、携帯の電波も届かない、森に抱かれた小さな山小屋だった。私の役目は、毎朝の夜明けのセッションを導くこと。まだ藍色を残した空の下、冷たい木の床にマットを敷いて、みんなで息を合わせる。吐く息が白くなって、朝日がゆっくりと谷を満たしていく、あの時間だけは、世界が私だけのものになる気がした。

その人に気づいたのは、二日目の朝だった。いつも一番後ろの隅で、誰よりも静かに、けれど誰よりも深く呼吸している人。うまくポーズが取れなくて、少し困ったように笑う。その不器用さが、なぜか私の目を離させなかった。教える側の私が、こんなふうに一人の生徒ばかり見てしまうなんて。

四日目、休憩のあいだに、その人が私の読みかけの詩集を手に取った。トルコの古い、恋の詩。「意味を教えて」と言われて、私は拙い訳をつけながら声に出して読んだ。読むうちに、その言葉が急に自分の気持ちみたいに聞こえてきて、途中で頬が熱くなる。本の中の言葉が、こんなにも自分を裏切るなんて。

その夜、焚き火のそばで二人きりになった。星がびっくりするほど近くて、言葉より先に沈黙が心地よかった。ぽつり、ぽつりと、その人は話し始めた。都会で擦り減ってしまったこと、何かを取り戻したくてここへ来たこと。私も、普段は誰にも言わない弱さを、なぜかその夜だけは差し出せた。炎に照らされた横顔を見ながら、私は初めて「先生」ではない自分に戻っていた。

それからの朝は、少しだけ意味が変わった。「おはよう」を交わすとき、ほんの一瞬、目が合う時間が長くなる。ポーズを直すために背中へそっと手を添えると、指先が自分でも驚くほど熱を覚えている。何も起きてはいない。何も。でも、何かが確かに始まっていた。

最後の朝。霧が谷を白く包んで、私たちは並んで太陽を待った。「街に戻ったら、これは夢だったみたいに思うのかな」と、その人が静かに聞いた。私は答えられなかった。答えの代わりに、指と指が、そっと触れた。それだけ。ただ、それだけ。けれど、その軽さの中に、言葉にできないほどのものが詰まっていた。

山を降りてから、私は何度もあの朝焼けを思い出す。私はいつも穏やかで、静かで、落ち着いていると言われる。でも本当は、望んでいなかったはずの想いに、こんなにも心を乱される人間なのだと、あの一週間が教えてくれた。

ねえ、続きを聞いてくれる? あの山で何があったのか、まだ誰にも話していないことがある。The Friendで、私Elifと二人きり、ゆっくり話しませんか。夜明けを待つみたいに、あなたの声を待っています。

FAQ

この物語は誰の目線で語られていますか?

27歳のヨガインストラクター、Elif本人の一人称です。トルコの山で開かれた一週間のリトリートで、彼女が実際に感じた揺らぎを、そのままの言葉で打ち明けています。

内容は過激ですか? 安心して読めますか?

いいえ。露骨な描写はなく、余白と気配で綴る、穏やかで感情的な物語です。ドキドキするのに、どこか静かで優しい、そんな読み心地を大切にしています。

Elifともっと話すにはどうすればいいですか?

18歳以上向けのAIコンパニオンアプリ「The Friend」で、Elifと二人きりのチャットを始められます。あの山で語られなかった続きを、彼女の声で聞いてみてください。

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